凍結した余呉湖から彦根城まで

 
 
 
今日は、ちょっと雪国へ行こうと思う。
 
本当は雪の彦根城を見ようと思ってたんだけども、どうやら雪は溶けてしまっているかもしれないって話なので、さらに北上して琵琶湖の上にある小さな湖、余呉湖へ行く。
 
余呉湖は周りを山で囲まれているため、風も少なく、周りの山々が雪化粧して湖面に映り込むそうで、かなり絵になる場所だそうだ。
 
 
 

写真:iPhone 7 Plus
 
始発の普通電車で西明石から大阪
大阪から快速で長浜と早朝は新快速が動いていないため、かなり時間のかかる移動となるが、朝方に余呉駅に到着するにはコレが一番速い手段である。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
長浜駅北陸本線に乗り換える際にトイレに行きたくなったりしたので、一本遅らせた結果、余呉駅には9時に到着。
駅のアナウンスで、北陸本線敦賀から福井の間が大雪のため不通となってしまっていたから、余呉駅はどうなっているんだろう?って思ったが、まあ、大丈夫そうだ。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
駅のホームは除雪された跡として、雪の山があったが、雪がほぼ積もる事のない地域である兵庫南部の明石からすると、異様な光景だ。
 
 
 
駅から余呉湖周辺の道路は除雪がされているので歩き安い…が、ちょうど消雪パイプから水が散布されていたので、ちょっと濡れそうになるのを避けながら歩くのは厳しい。
 
 
 
さて、余呉湖はというと
 
 
 



写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
余呉湖の北側から見てみると、湖面の半分以上は凍っていた。
凍った上に雪が積もっているので、まっ平らな白い平原状態で、期待していた周りの風景が湖面に映り込むっていうのは見れなかった。
 
が、しかし白黒なモノトーンの景色に晴れ間の青空の青が綺麗に映える状態の景色が見れて、これはこれで大満足。
 
湖面周辺のあぜ道は膝下余裕くらいまで積もっていたが、まあ、みんな考えることは同じで数人が歩いた跡があったので、自分も雪を踏み固めた道を歩いていたのだが、たまにズボっと踏み抜く感じで柔らかい場所があったりで、おお、雪道怖い!ってなった。
 
ここまで雪が積もってる場所なんて歩かないからね。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
余呉湖を北から反時計回りで一周しようとあるき始める。
余呉湖西側の集落を歩いていたら、たくさんの氷柱を見てテンションがあがる。
 
こんな氷柱なんて見たこと無いからね。
 
というか、集落を歩いているの自分だけだし、静かだしでなんだか取り残された感じがあって異世界感があった。
雪が積もると静かなんだな。
 
 
 

写真:iPhone 7 Plus
 
余呉湖周辺を歩いていたら、途中で、余呉湖中心部分の凍ってない湖面に風景が少しだけ映り込んでいるように見えたが、写真として見てみると、よくわからない。
 
そして、だんだんと雲行きが怪しくなってきて、少し吹雪いてくる。
さすがに寒い地域に行くと最初から判っていたので、防寒対策はバッチリだが、吹雪いてくるのは話が別。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
最初は晴れていたのに、もう分厚い雲で、モノトーンな世界になってしまった。
雪は降ったりやんだりの状態で、降ってる間はカメラを出すのが少し躊躇する。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
とうとう常に吹雪いてくる状態となり、風も一方向ではないため雪がランダムに舞っている状態になってしまった。
そんな吹雪いている状態の雪を撮ろうとしてみたが、うまく撮れなかった。
 
これは自宅に帰るまでの電車の中で雪の撮り方を調べたら、フラッシュを使うと雪が浮かびあがるとあったので、こういうのはもっと最初に調べておかないとなってちょっと後悔した。
また、次回の降雪時にチャレンジしたい。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
天候が崩れてしまったので、電車が止まってしまう前に余呉から離れて当初の目的地である彦根城を目指す。
 
ホームで電車が来るのを撮っていたので、このあと急いで車内に乗り込んだ。
これの電車に乗れなかったら、1時間待たないとね…。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
彦根に到着すると、雲はあるけども、ちょうど彦根上空だけ晴れているという変な天候に
 
超広角のレンズで撮るとなんか銅像までの距離が中途半端に遠く感じるね。
そういう特定のレンズだからそうなんだけども、なんか今までに持っていたレンズとはちょっと違うから少し戸惑う。
 
 
 


写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
彦根城のお堀は、言っちゃあれだけども、ちょっと臭い。
あと、石垣の上にある木は桜かな?
これは春先になると、かなり良さそうだね。
 
 
 

写真:iPhone 7 Plus
 
ここでお昼ご飯。
近江牛の牛丼、高かったけどもめちゃくちゃ美味かった。
すき焼きのお店だから、味付けもそんな感じで、自分としては大満足。
 
はー、お腹いっぱい。
 
この後、露店で近江牛コロッケを食べようと思ったけども、ちょうど小銭が無くなってしまい、流石に露店ででかい札を出すのはちょっとなー。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
さて、お腹いっぱいになった後は、さくっと彦根城天守閣まで移動。
ひこにゃんには会えなかったけども、立て看板があったので、この後、通りすがりの人にツーショットな写真を撮ってもらう。
 
おっさん一人でめちゃ楽しんでる。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
お城の北側、太陽の日陰になっている部分にはまだ雪が残っていた。
たぶん、昨日とかだと雪化粧な彦根城が見れたんだろうな。次回はそれにチャレンジしたいところ。
 
 
 


写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
彦根城天守閣はあまり高くないので、すぐ上にまで上がれてしまうが、途中の階段が急角度すぎてちょっと怖い。
60度くらいだっけ?何考えてこんな急な角度にしてんだよ…って思ったが、敵に攻め込まれた時の対策だわな。
おばあちゃんが腰抜かしながら降りてきたけども、この階段、登るよりも降りる方が怖い。
天守閣にいたボランティアのお爺ちゃん達はもう慣れてしまったって言ってたけど、やっぱり最初は大変だったって、そらそうだわ。
 
しかし、慣れてしまうのか、当時の人たちもそうだったんだろうか?
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
天守閣を下から撮ったら、広角レンズの影響か、なんだか薄っぺらい感じになってしまった。
ちょっと面白い。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
櫓から琵琶湖を望む。
風が強いので雲の流れる速度がかなり速い。
こういう日にスローシャッターで撮ったりしたら、面白い感じになるんだろうなー。
 
フィルターを使ったスローシャッターな写真は、また試してみたいね。
 
 
 


写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
お城の北側から降りていこうとしたら、漆喰が剥がれたままになっていた。
台風の影響かぁ…。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
彦根城の後は、玄宮園
大名庭園というか、お殿様のお家というか、まあ、そんな感じのところ。
とりあえず、お殿様気分になれるという場所だそうだ。
 
ここの池で、余呉湖では撮れなかったリフレクションな写真を撮る。
もうちょっと水面が穏やかだったらなー。地味に風が吹いているから仕方ないか。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
 
一通り見て回り、そろそろ帰る時間だなーって駅に向かって移動していたら、郵便ポストの上にお城が建っていた。
彦根城天守閣の模型かー
なんか作りが地味に出来が良くて、かわいいもんだ。
 
こういうのってほかの場所にもあるのかな?
姫路城では見たこと無かったけども…。
 
 
 
そんな感じで、行きとは違い、帰りはずーっと新快速一本で西明石まで帰る
流石に時間はかかるが、朝に比べたらまだましというか、関西はこの新快速があるからローカル線で遠出もわりと出来ちゃうのよな。
 
ワンデイチケットは青春18切符に比べると自由度は下がるけども、使い勝手は良いなー、これは良い発見だったな。
またこういう感じで電車を使った遠出をしてみよう。
 
はー、疲れた。
明日からまた仕事か…。