和歌山へ青春18きっぷで遊びに行ってきた

今日は青春18きっぷを使って和歌山へ遊びに行く
 
 
 

写真:iPhone5S
 
だからといって、朝一の始発4:47の普通電車で大阪まで行くのはどうかと思ったが、これが一番早く和歌山へ到着するから仕方ない
が、普通電車の各駅停車で西明石から大阪まで行くのに一時間以上かかるとはな…ほとんど寝てたけど。
 
そこから、紀州路快速に乗り換え、和歌山駅に着いたのは7:38、はやい!
ちなみに今日の日の出は7:02だったよ…。
 
そういや、始発の普通電車って結構乗客いるんだね、オールしてたっぽいぐだぐだの若者から今からどこかの山へ登りに行くような人達、仕事へ行くスーツの男性と多種多様、ちょっと面白かった。
 
 
 
さて、和歌山へ到着後の最初の行先は和歌山城
さらにその和歌山城にある動物園へ
 
 
 










写真:SONY α77 II + SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
 
なぜ、動物園なのかっていうと、昨日も試し撮りしていた借りているシグマのオールド望遠レンズを使いたいからってとこかな?
70-300なので城を撮るのには向いてはいないが、動物とかなら威力を発揮するだろうって思ったしね。
 
実際に使ってみると、ピントがいってるところは割とシャープに撮れるのが判った
昨日は夕暮れ時の薄暗い時につかったからってのもあったが、やっぱ300近くの望遠での圧縮効果はいいね。
特に檻や網などが綺麗にぼけて見えなくなっちゃうところとかね。
 
陸上動物系の童話園と水鳥系の水禽園に別れているが、特に珍しい動物は居ない、まー無料だし、そんなに大きな動物園でもないしね。
 
 
 

写真:SONY α77 II + SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
 
水禽園の屋根に居た、すずめたち
冬場の寒い時期は毛がふっさふさでふくらむので可愛い
そういや、鳥インフルエンザが流行っているが、大丈夫なんだろうか?
 
 
 

写真:OLYMPUS STYLUS SH-1
 
動物園からお城の天守閣へ向かう途中にあったツキノワグマの檻
クマ自体は寝てたけども、その壁に描かれている絵でちょっと笑ってしまった。いいセンスだ。
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
さて、和歌山城だけども
 
天守閣は戦時中に空襲で焼失しており、戦後に鉄筋コンクリートで再建されたものであり、中は普通の公民館みたいな感じ
資料館も兼ねており、甲冑や刀剣類、江戸時代の装飾品や備品などが展示されており、見応えは十分だが、写真撮影は禁止
紀州は御三家ってこともあり、いたるところに葵の紋がついているものが多く、平伏しそうになる。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
天守閣からの景色は遠くまで見え、なかなかの見晴らしだが、転落防止用の柵が少し低く、また狭い通路なため高所恐怖症の自分には少々厳しい…。
しかも、風はつよいし寒いし…。
 
 
 





写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
天守とかいろんなものが戦時中に焼失したそうだが、石垣とかは当時のままなんだろうか?
緑色にこけむした巨大な石垣にはロマンを感じるね。
 
 
 
和歌山城の次は紀州東照宮
改めて思うと、午前中は徳川家づいてるなー
 
 
 






写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
紀州東照宮の参道は途中で折れ曲がっているので、珍しいなーって思ったが、参道から続く石段は長く急な階段なので、息切れは必至である。さらに膝が笑う。
しかし、登ってしまえば和歌浦湾が見える景色は最高だった
 
関西の日光とも言われるそうだが、祀られてるのは権現様こと徳川家康紀州藩祖、徳川頼宣
本殿には左甚五郎作の彫刻とかがあるが、撮影は禁止、まあ当然だね。
 
一応、巫女さんによる本殿の案内とかはあるが、有料。
案内してもらおうかな?って思ったけども、先客が居たため断念。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
本殿隣にさびさびの砲弾が何個か置いてあったので、なんだろうって質問したら、日露戦争時代に戦艦常盤が和歌浦湾に入港した際に奉納されたものだそうだ。
祀られてる神様が権現様だから戦争にも勝てるようにとかそういうのにあやかったんだろうね。
 
とりあえず、砲弾の周りにある謎の緑色の人形は、本当に謎。
なんなのか聞いておけばよかった…。
 
 
 

写真:iPhone5S
 
紀州東照宮からJR和歌山駅まで戻ってお昼ご飯
もちろん、和歌山ラーメン
和歌山ラーメンってだいぶ昔に一度流行った事があると思うが、その時に一回食べたきりで久しぶりに食べる
まあ、和歌山ラーメンといってもだいたい中華そばってメニューに載ってる普通のあっさりとした醤油とんこつラーメンなので、今のラーメン事情からすると少し物足りない感じはあるかもしれないが、自分的にはこれで十分おっけーだね。つーか、こってりとか胃がもたれる。
 
さて、お腹いっぱいになったら今日のメインへ
 
 
 






写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
和歌山電鐵の終点、貴志駅にいる猫のたま駅長を見に、和歌山電鐵の電車に乗る。
行きはおもちゃ電車だが、他にもいちご電車、たま電車とデコレーションされた車両がある。
 
車内はおもちゃが満載、というかガチャが普通に置いてあるのはすごい、さすがおもちゃ電車である。
内装も凝っていて横かけシートだけども、木製の木の温かみがある感じで、なんか遊戯室に紛れ込んだ感じがある。
 
そらー子供もはしゃぐわな、普通の電車なら、ちょーっとーって思うけど、この車両だったらほほえましい
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
おもちゃ電車に揺られること30分程度、終点の貴志駅に到着
 
駅舎はたま駅舎といって猫の形を模した造りになってるんだけども、なんかこういう雰囲気の建物、どこかで見たことがあるような…。
ちなみに、電車に揺られるっていうのは本当。すごい揺れるというか、びっくりするほどかなーり揺れる。二両編成の車両なんだけども、連結部分に扉が無いので、1両目と2両目が暴れてるくらいに揺れている様子がよくわかる。あれなんだろうね?
レールの整備が悪いのかな?
 
 
 




写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
さて、猫の駅長は…今日の駅長はたま駅長ではなく、ニタマ駅長だった。
というか、たま駅長は高齢で人間の年齢では70歳近いそうで結構休んでるそうだ、なので、今日は代わりのニタマ駅長
 
それにしても、この駅長、寝てばかりである。
いや、たまに起きてあたりを見渡すので駅長としては仕事をしているのか?いや、まー存在そのものがかわいいからそれが仕事だね。
 
 
 
たま電車が走ってる姿を撮りたいなーって思って、途中の伊太祁曽駅で降りるも、そこはローカル線…なかなか来ない!
一応、次に来るのがたま電車であるのを確認はしておいたが、電車が来る間隔が長すぎてね。
また、たんぼのあぜ道で待っていたもんだから寒いし風強いしでお腹が痛くなってくる…。
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
やっと走ってきたが、すでに日が傾き始めており薄暗い状態だったので、シャッター速度が稼げず思ってたような写真には撮れなかった。
まあ、盗り鉄じゃないんで、電車の撮り方なんてよくわかんねーよー
 
次にやってきたいちご電車は暗くなっちゃうのとISO感度が上がってしまうのを承知でシャッター速度を稼いで撮ってみた。
今度撮るなら午前中に電車で午後からお城だな…。
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
伊太祁曽駅にはたま自転車っていうレンタサイクルもある。
たま駅長のエンブレムがかわいい
 
ニタマ駅長は普段はこの伊太祁曽駅に居るそうで、今日は貴志駅へ出張中なので駅長室は空。
 
 
 










写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
さて、伊太祁曽駅から和歌山へ戻るのにたま電車に乗って帰る。
やっと念願のたま電車である。
 
たま電車はいたるところにたま駅長のイラストがラッピングしてある電車だけども、猫耳まで付いている。
 
車内はさらにもっとすごくて内装のいたるところに猫がいる。これは猫好きにはたまらないね。
基本的にどの電車もそうだけど、内装が凝りに凝っているね。
 
揺れ具合は、他の電車と変わんなかった…。
 
 
 
さて、和歌山電鐵だが、営業的にはまだまだ赤字だそうだ。
まあ、赤字だ赤字って言ってるうちはまだ大丈夫なんだろうけども、たしかに今のところはおもしろい車両の電車や猫の駅長で観光客を集めてはいるが、移動手段としての電車としてはちょっとね、って思うところもある。
というのもこの路線、あまりこれといった観光名所が無い。神社やお寺はあるが、言っちゃ悪いがそれほど有名でもないし、そもそも和歌山の観光マップにその神社とかは載っていない。
載ってるんは、たま駅長だもんな。そうなると、やはりちょっと厳しいとは思う。
 
もっとこう何かこの電車に乗っていかないといけない何かが無いとなーって思うが…どこもすごい静かな田舎な感じなので、それはそれで無理かな…。
 
まあ、これから先はまたいろいろと考えていくんだろう。
まだ、しばらくはまだ存続していくと思うから、猫好きな人は是非行ってみるといいよ。ちょっと遠いけど…。