生野銀山のヒカゲツツジと砥峰高原の山焼き

 
 
 
今日は生野銀山で咲いているヒカゲツツジを見に行くことにする。
ついでに、生野のとなり、神河町の砥峰高原の山焼きも見に行く。
 
砥峰高原の山焼きは普段は3月末なんだけども、雪解けが遅かったり、天候不順で延期に次ぐ延期で伸びに伸びて今日になってた。
 
 
 
早めに自宅を出発して、生野を目指す前に加古川の教信寺に立ち寄る。
 
 
 


写真:RICOH GXR+A16
  


写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
加古川の教信寺はお寺の境内に桜の木が多く植えられているので、この時期には見事な景色になるんだけども
さすがにちょっと花の盛りはすぎてしまってて、散ってしまってる花びらが多かった。
しかし、それはそれで地面が桜色に染まって綺麗ではある。
 
風に吹かれて桜吹雪になるのは素敵だった。
 
終わりかけの桜も、まぁ、いいもんだね。
 
 
 
さて、教信寺の桜を見た後は、加古川バイパスに乗って、生野を目指すのだが…
バイパスに上がってからすぐに渋滞。
事故渋滞だった。
 
加古川バイパスはやっぱ事故が多いな。
 
これ、加古川の出口の先にある信号のタイミングとバイパスから降りる車の量があっていないから、バイパス内で渋滞し、そこで追突事故が発生するって感じなんだろうけども、そろそろ対策しても良いんじゃないの?って思ったりもする。
そらー、運転者それぞれが注意してれば良いんだけどもね、そんなもん無理な話だよな。
 
 
 
加古川バイパスから播但道にはいって生野を目指していたら、播但道の各料金所出口で警察によるサイン会場が開かれていた。
これ、何処の位置でのスピード違反の切符きってんのかな?
ほぼ出口でやってたんで、ちょっと気になった。
 
播但道は飛ばしやすい箇所が多いからなぁ…。
 
その点、PCX150はそこまでスピード出ないんで、まずスピード違反をするのが難しいってもんだ。
 
 
 

写真:RICOH GXR+A16
 
順調に生野銀山に到着。
ということで、駐車場で開かれていた「へいくろう祭」をちょと見て行く。
 
 
 


写真:RICOH GXR+A16
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
へいくろうっていうのは、休憩やサボるって意味があるそうなんだけども、ちょうどヒカゲツツジが咲く頃に生野銀山の坑夫さんたちが休憩する時の祭ということで、へいくろう祭というそうだ。
ロッコを引っ張って競うトロッコ力自慢大会とか太鼓の演奏、早食い大会(ポン菓子)とかいろいろとイベントが開かれてた。
 
なかなか楽しそうだね。
 
 
 



写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
お目当のヒカゲツツジは、駐車場の東側、ちょうど山の斜面の日陰になるような箇所で満開になってた。
日陰になるといっても、時折、日が差してくるので、薄黄色のヒカゲツツジの花びらのが光り輝いてるように見えるのは、綺麗だった。
 
銀山だけども、金に光ってる。
 
 
 

写真:RICOH GXR+A16
 
生野銀山の坑道も見学しようかと思ったけども、ここを見て回っていたら、砥峰高原の山焼きに遅れそうだなって思ったので、今回は見送り。
あと、坑道の中って湿度が高そうだし、暗いから写真も撮りにくいだろうしね。
 
 
 

写真:iPhone 7 Plus
 
ということで、ここの名物のハヤシライスを食べてから、砥峰高原へ向かう。
ハヤシライスはちょっと味が薄いような気がした。
 
 
 
生野から砥峰高原に行く途中の道沿いに山桜やソメイヨシノがたくさん植わっていたのだが、まだまだ見頃な感じだった。
兵庫県は南部、中部、北部でだいぶ気候が違うから、桜の開花時期も若干ずれてるね。
 
生野銀山の駐車場で咲いていた桜もいい感じだったしね。
 
 
 

写真:RICOH GXR+A16
 
砥峰高原へは山焼き開始前に到着。ギリギリセーフ
今回は三脚も持って来てないし、どっしりと構えて撮るつもりはなかったので、適当にうろうろして撮ろうかな?って思ったが、正面側、ステージがあるあたりは人がいっぱいいたので、東側の駐車場から道沿いにちょっと南に下がった所から撮ることにする。
 
  
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
山焼きスタートしたが、最初は地味な感じなのは、前に来た時と変わらず。
延焼しないように焼き切りだったかな?高原の境界線から焼いては消してを繰り返している感じ。
 
 
 


写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
それでも、どんどんと炎が広がって行く。
今日は風も強いので、炎の勢いは凄い。
 
さらに今日は風向きがコロコロと変わるので、炎の竜巻のような感じなんも見られた。ファイヤーストームか
 
  


写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
自分たちがいた付近を焼き始めた時、自分がいた場所が風下に変わったので、炎の熱がすごすぎて熱くて退避、というか、煙と焼けた後の枯れ草が炎の上昇気流で舞ったトコロに風にのって飛んでくる!
 
一人、退避しなかったおっちゃんが煙の中に!大丈夫なんだろうけども、煙いし暑いだろうに…。というか、自分の場合はカメラへの熱の影響を考えて退避したのもある。
なんか変形したりとかしたら嫌だしね。って、レンズやカメラが変形するほどの熱って、それはもうアウトや、死んでる。
 
 
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
あー!バイクを停めている駐車場に煙がー!
 
まあ、なんともなかったけど
 
 
 

写真:RICOH GXR+A16
 
そうこうしていると、だんだん山焼きも終盤になっていき、あたり一面が焦げた感じへ
 
 
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
煙と炎のなかで太鼓の演奏も大変だ
迫力はあるけどもね。
 
 
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
そういや、何処からか現れたのか判らないけど、鹿が必死に焼け野原を走って逃げていた。
ちょっと走りながら撮ったのでブレちゃったけど
 
数年前はイノシシが炎から逃げてたんだよね。
 
 
 
そんな感じで、まだ山焼きは終わっていないけども、帰り道が車で混むのを避けるためにちょっと早めに帰路につく。
 
 
 

写真:RICOH GXR+A16
 

写真:SONY α77 II + TAMRON SP AF70-200 F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)
 
早めに出発したのは、道が混むってのもあるけど、砥峰高原の手前にあるエル・ビレッジおおかわちの桜並木が撮りたかったからってのもあるんだけどもね。
ここは谷になる場所にあるので、早く行かないと太陽が山で隠れちゃうからね。
 
実際、だいたいはもう山影になってしまってた。
 
ここにある八重の紅枝垂れ桜が綺麗ですきだね、木も大きいしね。
 
 
 
そんな感じで、今日はなかなかの写真の収穫があったんじゃないかな?



今日はバッテリーに不安のあるNEXー5nではなく、GXR A16セットで来たんだけども、そういや、このA16にはレンズフードが付いていないので、逆光時のゴーストやフレアが出まくるという罠がある。

というか、A16用のレンズフードって同梱じゃないのもどうなの?って思うよなぁ…。

スナップとして風景を撮るにはGXR A16のセットは、広角24mmがあるので迫力のある絵が撮れるんだけどもね(ただしかなり歪む)
ズームをステップアップズームに設定しているけども、普通にズームが遅いから、ほぼ広角端でしか使っていないのはちょっと勿体無いとは思うけども、AFがかなり遅い上に迷いまくるので、広角のスナップとしての使い方が、一番使い勝手が良い感じになる。

APSーCのセンサーでローパスレスで広角24mmから85mmってレンズ設定は、かなり良いんだけどもね、ただ、土管のようなあのズームレンズがデカすぎてね。

ニコンが出そうとしていた1インチセンサーを搭載したDLシリーズの超広角版のコンデジは高そうだったけど、欲しかったなー。