扁妙の滝

 
 
 
今日からゴールデンウィークの10連休ということで、頭がバカになる位に休みがスタートするわけだが…。
 
さて、初日は何処へ行こうかな?ってことで、何年か前にも一度行った事のある扁妙の滝へ行こうと思う。
ちょっとした登山、いや違うか、ハイキング程度だけども新緑のもとで森林浴とか滝のマイナスイオンを浴びて癒されようといった感じ。
 
バイクで移動していたら、天気予報では晴になっているのだが、雲行きが怪しい…。
というか、雨が降りそうな雲がどんどん出てきていて、これはちょっとマズイんじゃないの?ってなってきた。
ついでに言うと、道路に立っている気温計が12℃って表示されていて、冬じゃーん!っていうくらい寒い!
 
やばいなーって思いつつも、目的地まであと少しというか、この山を越えれば到着するんだし…ここで引き返したら、ちょっとなーって自分に言い聞かせながら山に入った瞬間に霧雨にあう。
もう、寒いどころの話じゃないくらいに凍える、もう、帰っちゃおうかな…と思いつつ目的地のグリーンエコー笠形に到着。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
到着したらここだけちょうど雲の裂け目みたいな感じで青空が広がってて、駐車場の鯉のぼりも良いかんじに空を泳いでた。
途中で引き返してなくて良かったー!
たぶん、山で囲まれた場所で北側に大きな山があるから、そこで雲が割れてるのかな?
 
ということで、事務所で入村料を払って扁妙の滝を目指して山に入っていく
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
晴れ間になると、新緑の木々が光り輝いて、綺麗だし目に優しい感じで癒される。
やっぱ真新しい新緑の葉は綺麗だな。まだ虫にも食われていないしね。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
扁妙の滝の前にオウネン滝を撮る。
 
今回は滝をシャッター速度を出来るだけ落として撮るためにNDフィルターと三脚を持ってきたので、まずは本番の前にテストってかんじでオウネン滝を撮る。
扁妙の滝ほどでは無いけれどもそれなりの落差がある滝、さらに滝の周りは苔むしてて、新緑と合わせて緑一杯の癒し空間になっている。
曇ったり晴れたりが瞬間的に入れ替わったりする空模様だったので、曇り空にシャッター速度を合わせていると、滝が白糸にならなかったりと、思い通りにならない感じ。
でも、すごく楽しい。
 
あと、やっぱりDT16-50mm F2.8 SSM SAL1650だと、広角ではけられてしまうのは安物のNDフィルターは駄目だな…。
 
 
 




写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
オウネン滝の後は、扁妙の滝を目指して山登り
相変わらず、鉄の階段の手すりが外れたままになってたり、ごつごつとした岩場を歩いて行く。前に来た時と同じだなー。
いつもの履きなれたウォーキングシューズで来ちゃってるけど、まーなんとかなるもんだね。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
足元を注意しながら歩いていると、ヒメスミレが咲いていた。
前に来た時はもっと咲いていたと思うんだけども、今年はもう終りなのかな?
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
30分で到着できると言われた扁妙の滝、しかし、自分みたいに被写体を探しては写真を撮りながら歩いて来ると1時間半もかかってしまう、不思議!
 
さて、滝だが、水量も多く滝の音も水しぶきも迫力ある感じだった。
 
NDフィルターでシャッター速度をかなり遅くして撮ってみたら、自分の思ってる滝ってこーじゃない?って感じにも撮れて嬉しいかぎり。
手前の岩場のも綺麗に白くなったので、すごく嬉しい。
 
コンパクトとはいえ、三脚を持ってきてほんと良かった。
 
 
 

写真:iPhone5S
 
ということで、滝を見ながらコンビニおにぎりでお昼ご飯
食べる場所がこんな滝の前だったりすると、それだけで十分に美味しく感じれる。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
さて、扁妙の滝の全景を見るために滝見台へ行こうとしたら、折れた登山用ストックが捨てられていた。
折れたからってその場に捨てて行くバカもいるんだな。
しかも、拾いにくい斜面に投げ捨ててあったから、まーあれだ、折れたのに腹を立てたんだろうな、もうなんだろ、山にポイ捨てするようなバカは登山なんてやめちまえよ。山の神の怒りにあえよバカ野郎。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
滝見台に向かう天空への階段こと、建築現場の足場みたいな鉄の階段は、見た目通り怖い。
急角度なのもそうだけども、たまに踏面がズレてるのが、また怖い。なんでズレてんだよ…。
ありえないとは思うが、階段ごと斜面の岩場から外れやしないかなって感じの怖い想像してしまう。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
滝見台から扁妙の滝lの全景を見ると、改めて滝の大きさがわかる。
下から見上げて見える部分なんて一部分だけだからね。
この落差65mある滝が真冬になると全部凍結しちゃうってんだから、不思議だよね。そんな凍ってるところを一度は写真に撮ってみたいもんだけどもね。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
滝見台からの反対からの景色も、山が連なっててこっちもいい。
朝方のあの寒い霧雨を降らしていた天気なのが嘘のような…って、まだまだ雲が多いけども、青空が見えるだけでかなり違うね。
 
気温はまだまだ低いままだけど
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
滝見台から下山していたら、自分の大好きな山野草ユキモチソウに良く似たのが生えている。
マムシグサだった。
ユキモチソウと比べると真ん中の丸っこい部分が小さいしね。そうか、これが毒草としても有名なマムシグサかー
って、一回、脳がマムシグサの形状を理解すると辺り一面にマムシグサが生えている事がわかった。
ここ、すごいな…。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
そんな感じで下山。
ロッジがある公園で、八重桜の落ちた花びらでピンクの絨毯が出来てた。
こういうのもいいなー。
 
 
 
ゴールデンウィーク初日は寒くて心が折れそうにもなったりしたが、諦めずに行って良かったー。
 
 
 

写真:iPhone5S
 
夜はいつもの店で、ふるせ。
今年はふるせをたくさん食べれて嬉しいかぎり。
 
 
 
さて、カメラの話。
 
安物のNDフィルターでは広角側でけられてしまうのが、ちょっともーやだなってなってきたので、角型のNDフィルターならどうだろう?ってなってきた。
amazonで探してみたら、なんか安い奴もあったりするので、お試しに買ってみようかと思ってるところだが…。
 
でも、滝を撮る機会ってそんなに無いんだよなーってところで、ポチッと押せないでいる。