沙羅と夏椿、それに讃岐うどん

今日は福崎町にある花の寺、應聖寺に沙羅こと夏椿を見に行くことにする。
 
 
 

写真:iPhone5S
 
と、その前にいつものカフェでモーニングを食べる。
そこで知り合いと偶然遭遇したので、出発が少し遅れたが、楽しい一時だったから仕方ないね。
 
 
 
天候的には薄曇りかと思っていたが、福崎に近づくとどんどん雨雲っぽい雰囲気になってくるのでちょっと嫌な予感がする。しかし、風が強いのかどんどん雲が流されていってるので、10分もすれば空模様に変化が見える。
 
まあ、それでも晴れ間なんて無いんですがね…。
 
 
 




写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
沙羅こと夏椿の花は、境内ではチラホラと咲いてる程度でまだまだつぼみが多い状態。裏山の方は昨日の雨で落ちちゃったのかな?って感じがしたが、もともと夏椿は一日花なので朝咲いて夕方落下するものだった。
花がそのままぽろっと落ちるタイプなので、地面におちても綺麗に形が残っていればそれはそれで見応えがあるのだが…雨で濡れた地面では綺麗な形のままってわけにはいかなかった模様。
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
逆に文化財になっている庭園内の木にはたくさんのつぼみと花が咲き誇り、こちらは見事なものだった。
また、下におちた花も苔むした地面に綺麗に花の形を残しており、ため息が出るほどの景色を作り上げていた。これは一見の価値がある。
落ちている花を間近で撮りたいという衝動があるが、そこは文化財の庭園なので、一般人が簡単にはいっちゃいけない場所であるので望遠で撮る。
 
それにしても今年は例年以上のつぼみの数だそうで、これからまだまだ咲き始めるとのこと
今年の気温というか天候的には夏椿にはちょうどよかったのかな?
 
 
 




写真:OLYMPUS STYLUS SH-1
 
庭園には夕菅やホタルブクロ、トラノオハンゲショウアルストロメリア・プルケラことユリズイセンなどが見られた。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
そんな庭園の花々を見ながらお抹茶と和菓子をいただく
この和菓子は先代の住職が考案したお菓子だそうが、沙羅の花を模したお菓子だそうだ。美味しかった。
 
これだけの庭園を見ながらお茶とお菓子が食べれて500円なら十分価値があると思う。いやー、来て良かった。来年もまた来よう。
 
 
 



写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
沙羅以外の花では、キンシバイギボウシ中尊寺ハスなどが咲いていたね。
キンシバイにはちょうど昨日の雨粒が残ってる状態なので、これはこれで梅雨時って感じがしていいね。
 
そういえば、知り合いにこういう雨粒の中に映ってる景色を撮ってみてよーって言われたけども、そういうのはマクロレンズでさらにもっと大きな水滴でないと無理なんじゃないかな?って思う。
マクロレンズか…シグマの望遠レンズがマクロ機能も付いているが、さすがにそこまでは撮れないな…。
ただ、もしかしたら宙玉レンズと勘違いしてるっぽいとこもあるから、なんとも…。
 
 
 




写真:OLYMPUS STYLUS SH-1
 
睡蓮はあまり咲いては居なかったが、池には蛙がたくさんいた、ヴォーヴォーって鳴いてるからウシガエルかな?
この白いイトトンボみたいなのは、羽化したての個体なのかな?
 
 
 
さて、いろいろと堪能したので、お昼ごはんを食べに行くかとバイクに跨ったら、メータ付近に違和感を感じた。
 
あ、トリップメーター回されてる!!
誰だよ!こんなしょーもないいたずらする奴!!
てか、今日、應聖寺に居た人たちってほぼほぼ年配の人ばかりなのに、ほんと下らない事する奴が居たもんだな…。
 
とりあえず、給油してから應聖寺まで55kmほど走ってたので、一度リセットしてその表示に+55kmとするしか無いか…めんどくせえし、人のバイクを勝手にいじるな!
 
 
 


写真:OLYMPUS STYLUS SH-1
 
お昼ごはんは福崎町から加西市に入っていつものさぬきうどんのがいな製麺所で食べる。
とろろぶっかけのBセットを食べたけれども、少し遅めのお昼ごはんだったため、おかわりということでかまたまを食べる。
冷たいのを食べてから温かいうどんを食べるこのコンボ、なんぼでも入っちゃうね。
 
でも、半端無くお腹が膨れる。
 
 
 
お腹が一杯になったので、帰ろうとしたら腹が膨れたせいか眠くなってくるので、これは不味いということで何処か横になれるところ…って探しながら走ってたのだが、それじゃついでに景色のいいところに行こうってなったので、志方八幡宮の社で昼寝。
 
少し高台にある神社なので、心地良い風と西の方から少し回復してきた天候がちょうどよい感じ
 
 
 
何分寝ていたのかは判らないが、それなりにいい時間になってしまっていたが、志方八幡宮から近い場所にある花の寺、円照寺へ凌霄花を見に行くことにする。
 
先週も行ったような気がするが、そろそろ凌霄花が開花しているだろうということで行ってみる。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
凌霄花は確かに咲いていたが、住職の話によると昨日の雨でほとんどオチてしまったとのこと。
なんだってー!こんなに咲いているように見えるけれども、雨が降る前の方がもっと良かったとは残念でならぬ。しかし、2、3日もすればまた咲き誇るように復活するそうだ。でも、平日には来れないよう!
 
それにしても雨で花が落ちるのは判るが、つぼみも咲かずに雨で落ちてしまうってのは昨日の雨の勢いが凄かったってことか…。
 
 
 


写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 
凌霄花以外だと紫陽花がまだまだ咲いていたし、桔梗が青紫色と白色の花をつけていたが、つぼみで膨れ上がった紙風船のように見える姿も面白いし、不思議な花だと思う。
 
 
 

写真:SONY α77 II + DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650
 




写真:OLYMPUS STYLUS SH-1
 
花の寺ということで蝶々も見かけたが、ツマグロヒョウモンのオスにアサマイチモンジ、あとアゲハチョウも居たが、あれはずーっと飛び回っていたので写真に捉えることが出来なかった。
ツマグロヒョウモンは自分的にはよく見かけるので特に珍しい感じはしないが、ちょうど紫陽花にとまっていたので、蝶の柄と色合いが背景の紫陽花と相まってカラフルで派手な絵になって嬉しい限り。
α77IIで限界まで近づいてもなかなか逃げなかったのがタイミング的にもありがたかったかな?
あと、アサマイチモンジは今回初めて遭遇した。ミスジチョウ系はよく見かけたが、柄が明らかに違う。初めてみる蝶だとテンションあがるね。こちらもα77IIでかなり近くまで寄っても逃げなかったのが幸いしたね。
 
あとは、カマキリの幼虫が居たのとトンボはいつものムギワラトンボ
住職いわくカマキリの卵は特に排除とかしていないので、そのまま孵ってるそうだ。たしかに去年、ここの円照寺に来た時は凌霄花の蜜を吸いに来たアゲハチョウをカマキリが捕えてムシャムシャと食べてたもんな…。
今年もあんな感じのアクロバティックなのが見れるかな?
 
 
 
そんな感じで、いろいろと発見があった一日で充実した。
いやー、面白い。
 
 
 

写真:iPhone5S
 
夜はいつものお店で軽く一杯。
お昼のうどんは、やはり食べ過ぎだった模様。ひねポンとビールが美味い!